【Clip! アカデミー】 第2回問題号「みなさんはどんな勉強をしていますか?」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座◆
http://www.clinicalpsychology.jp/
◆目次◆
1)【前回のまとめ】
2)【それでは問題です】
【Q1】
【Q2】
【Q3】
【Q4】
【Q5】
【参考文献】
【編集後記】
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○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○
■ 基本サイクル ■
第1週「エッセイ号」…問題提起
↓
【今回はこちら!】第2週「問題号」…練習問題
↓
第3週「解説号」…確認とフィードバック
↓
第4週 基本的にお休み
(特別号が配信される場合があります)
↓
■ 第2サイクルへ続く ■
○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○
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1) 【前回のまとめ】
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第1回である前回は、
「みなさんはどうやって勉強していますか?」と題してお送りしました。
◆臨床心理士指定大学院入試の勉強が
暗記学習に偏りがちなこと
◆ 暗記した材料を使える知識にするために、
知識の体制化が必要なこと
◆ エッセイ号では、使える知識を身につけるために
役立つトピックスをお送りすること
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をお伝えしました。
●問題号では、
エッセイ号で扱ったトピックスに関連した基礎知識を、
練習問題の形で紹介することを目的としています。
そこで、今回は主に
◆学習や学習法に関する問題
を取り上げてみました。
学習法には、
心理学において研究されているものだけでも
多くの種類があります。
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今の勉強がどうも上手くいかないなぁ~
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という方は、
前回同様、ご自分の学習環境を思い浮かべながら
問題に取り組んでみてください。
※問題の答えと解説は、G.W.後5月10日配信予定の次号解説号でお送りします。
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2) 【それでは問題です】
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○ ~~~~~~~~そのまえにお知らせ~~~~~~~~ ○
【ほかの人はどうなんだろう?】
みなさんは、院試や資格試験など、
問題を見て
”えっ!難しい!”とか、
”あれ、こんなものなの?”
とか、様々な感想を持つことがあると思います。
●そんなとき不安になるのは、ほかの人がどう感じたか。
ではないでしょうか。
とはいえ、
周りに確認できる人がいないことも多いものです。
そこで、
Clip!アカデミーではHTMLメールを利用し、
問題にその場で回答し、送信できる機能を追加していく
予定です。
これによって、
◆正答者がどれ位いたか、
◆間違いやすかった選択肢はどれだったか、
などの点を、解説号で問題の解説と合わせて
検討することが可能になります。
これからも進化を続けるClip!アカデミーをよろしく
お願いします。
Clip!アカデミー事務局
・・・それでは問題をどうぞ。
○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○
【Q1】
先行オーガナイザーには、次の二つがあるといわれる。
学習材料に関する知識が少ない場合、有効と考えられるのはどちらか。
=========選択肢==========
a. 比較オーガナイザー
b. 概念的オーガナイザー
=========================
【Q2】
オーズベルは、先行オーガナイザーを用いた学習法として、
有意味受容学習の有効性を提唱した。
逆に、批判の対象として比較したのは、次のうちどれか。
==========選択肢=========
a. 問題解決学習
b. 発見学習
c. 機械的(暗記的)学習
d. プログラム学習
=========================
【Q3】
次の人名と用語との、正しい組み合わせを選びなさい。
(1)ケーラー (2)バンデューラ (3)ジンマーマン (4)ブルーナー
A 観察学習 B 洞察学習 C 自己制御学習 D 発見学習
=============選択肢===============
(1) (2) (3) (4)
a. A D C B
b. A C B D
c. B A D C
d. B A C D
==================================
【Q4】
以下の文章のうち、ピグマリオン効果に関する文章として
もっとも適当なものはどれか。
========================選択肢==============================
a. 学習者の意欲に関する効果である。
b. 学習援助者の意欲に関する効果である。
c. 学習援助者の構えが学習者に与える影響に関する効果である。
d. 学習者が学習援助者に与える影響に関する効果である。
============================================================
【Q5】
スキナーが提唱したプログラム学習の原理は、
行動主義に基づく学習法として広く受け入れられた。
次にあげたプログラム学習の原理のうち、仲間はずれは
どれか。
==============選択肢===============
a. スモールステップ
b. 積極的反応
c. フィードバック
d. プロンプティング・フェイディング
e. 般化
f. 学習者ペース
g. 学習者検証
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【参考文献】
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● 【子どもとむかいあうための教育心理学概論】 1996 会田元明・
内野康人之・横山明子 ミネルヴァ書房
● 【図でわかる学習と発達の心理学】 2000 新井 邦二郎編著 福村出版
● 【学習方略の心理学―賢い学習者の育て方】 1997 辰野 千寿 文化社
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【編集後記】
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今回の問題号はいかがでしたか。
次回問題号より、読者参加型のコンテンツとして、
投票システムが登場の予定です。
皆さんが問題に回答してくださることで、
投票結果はより面白いものになっていきます。
ご期待ください。
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座
http://www.clinicalpsychology.jp/
※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。
無断転載・転用を禁止します。
2005年4月29日金曜日
【Clip! アカデミー】 第2回問題号「みなさんはどんな勉強をしていますか?」
2005年4月22日金曜日
【Clip!アカデミー】創刊号「みなさんはどんな勉強をしていますか?」
【Clip! アカデミー】第1回 エッセイ号「みなさんはどんな勉強をしていますか?」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座◆
http://www.clinicalpsychology.jp/
◆目次◆
1) 【エッセイ号の位置付け】
2) 【心理学勉強の先行オーガナイザーとなること】
3) 【新しい視点から、問題提起をすること】
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1) 【エッセイ号の位置付け】
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いよいよ始まりました、Clip!アカデミーです。
本メルマガは週1回の配信で、以下のように、
3回1サイクルの繰り返しで進んでいきます。
--------Clip!アカデミーサイクル--------------
■ 第1サイクル ■
第1週「エッセイ号」…問題提起
↓
第2週「問題号」…練習問題
↓
第3週「解説号」…確認とフィードバック
↓
第4週 基本的にお休み
(特別号が配信される場合があります)
↓
■ 第2サイクルへ続く ■
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今回は、第1週「エッセイ号」の第1回目になります。
エッセイ号では、「知識を育てる」をコンセプトに、
皆さんの勉強に役立つショートエッセイを
お送りしていきたいと考えています。
そのためにエッセイ号で我々が達成したいと考えていることは、
◆ 心理学勉強の先行オーガナイザーとなること
◆ 新しい視点から、問題提起をすること
以上の2点になります。
今回は、この二点についてご説明しながら、
心理学の勉強についての、我々のスタンスを
知っていただきたいと思います。
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2)【心理学勉強の先行オーガナイザーとなること】
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心理系大学院の受験勉強では、
基本概念の定義や歴史的経緯、具体的な研究例などを、
コンパクトな形式でアウトプットすることが求められます。
そのため、効率的な勉強を目指すと、
どうしても参考書の内容をまとめて、暗記することのみに終始しがちです。
● しかし、暗記するだけでは実際に使える知識にはなりません。
英語であれば、日本語の意味は答えられるが、スペルが書けない、
どういうときに使うのか分からない、ということさえあります。
使える知識とは、試験でいえば選択問題や論述問題など、
様々な形式での出題に対して引き出すことが出来、
自分の体験に基づいていて、自分の言葉で言い換えることもできる
知識のことです。
使える知識と使えない知識の違いは、
その知識が、あなたの体験や知識とどのように関連付けされ、
整理されているかによります。
つまり、学んだ知識が整理され、
様々な関連付けをされたデータベースとして、
どこからでも参照できる構造を形作っていることが必要なのです。
そうでなければ、応用の効かない一夜付けの知識として、
試験が終わればいずれ忘れ去られてしまうでしょう。
● そこで登場するのが、先行オーガナイザーです。
先行オーガナイザーとは、
これから学ぶ概念に先行して提示する情報のことですね。
勉強する前に、あらかじめ全体をイメージできるような情報を提示すると、
その情報が、後に学習する概念を組織化(オーガナイズ)し、
理解を促進するという考え方です。
オーガナイザーは、学習内容を既存の知識に結びつけたり、
学習者に、なにを学ぶことになるのかについての
見通しを与えたりすることができます。
心理学で言えば・・・
◆ ある概念が我々の日常にどう関係しているか
◆ 心理学全体の中で、どのような位置付けにあり
どのような流れの中で出てきたのか
◆ それを勉強することが、あなたにとってどのような意味を持つか
を示してくれるような情報になるでしょう。
心理学をこれから学ぼうという人にとっても、
心理学を継続的に学習していこうという人にとっても、
知識の体制化を促進してくれるような情報は有益だということです。
“勉強に役立つショートエッセイは、知識の体制化を促進する。”
といっていいでしょう。
受験生の皆さんも、心理学に興味をお持ちの皆さんも、
少し立ち止まってチェックしてみましょう。
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「どんな勉強をしているだろうか?」
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知識を体制化するために、どれくらいの時間を使っていますか?
今している勉強は、どちらに位置付けられるでしょうか?
時間がないからといって、教科書の暗記学習のみになってしまうと、
勉強は果てしなく続く退屈な反復作業に過ぎなくなってしまいます。
知識の体制化に役立つ情報は、その気になれば、
世間にあふれています。
彼氏・彼女の何気ない一言についても、
心理学者の思考を働かせることが出来ます。
(もっとも、それを相手に話すと嫌がられる場合も…。)
興味のあるテーマについて書かれた新書サイズの心理学文献も
助けになるはずです。
どれも、楽しい作業のはずです。
また、新しい発見もあるでしょう。
それが、また勉強を続けようというモチベーションにつながっていくのです。
もちろん「エッセイ号」でも、独自の立場から、
知識の体制化に役立つ情報を
提供していきたいと考えています。
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3)【新しい視点から、問題提起をすること】
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先行オーガナイザーについてはここまでにして、
続いて、問題提起についてご説明します。
Clip!アカデミーはメールマガジンです。
あまりに長く堅い文章だと読みづらくなるし、回数も限られるので、
文献のように、多くの情報を詳細に論じることには不向きです。
いくら勉強に役立つメルマガを作るにしても、
教科書と同様の内容を配信するなら、
手元にある教科書を読んでもらったほうが、
皆さんにとって有意義であると我々は考えました。
そのため、教科書的な内容をメールマガジンで配信するよりも、
教科書ではフォローしずらい「問題提起的な内容」を配信する方が、
読者の皆さんにとって役に立つだろうと考えています。
● 「問題提起」とは、皆さんが勉強している心理学の中から、
理解を深めるために有効そうなテーマを見つけてきて、
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「こうしてみると、こんな風にも見えますよね」
「これって面白いテーマだと思いませんか?」
「これをどう考えますか?」
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と、問い掛けることです。
なぜこんなことをするのかというと、
皆さんに実際に勉強している知識を使って考えてみて欲しいからです。
そのためには、わざわざ議論の余地のある、
正解の出ない点を取り上げることすらあるかもしれません。
特に心理学は、もともと「心」という、
そもそもの定義からして意見が分かれるような、
あいまいな現象を研究対象にしています。
正解が存在するように問を立て、その正解に向かって仮説を立てて、
検証していくという、通常の自然科学の手続きに収まりきらない部分が、
多くあります。
これはつまり、勉強する上でも、議論の余地がある、
グレーゾーンな部分が多いということです。
しかし、この議論の余地があるグレーゾーンこそ、
心理学の最も心理学らしい点といえるわけです。
その点について、自分で思考をめぐらせることは、
答えが出ない場合でも、心理学自体への理解を深めてくれるでしょう。
これは、ねらいがあってやっていることとはいえ、
議論の余地のあるテーマは、書き手の側からすると、
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「そうじゃなくてこうだろう!」
「いやこうだ!」
「ああだ!」…etc.
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というご批判と反論の嵐を意味するので、
今からどう受け取られるのか、内心ビクビクしています。
それでも、
● 自分にも予備知識があり、議論の余地がある題材のとき、
そのテーマについてああだこうだ考えたり、議論したりするのって、
教科書を読むより楽しいと思いませんか?
このような形式は過去にあまり例がない試みですが、
実際に役に立つのではないかと考え、挑戦したいと思います。
…以上、エッセイ号のねらいについて、2点をご説明しました。
さあ、これが今、我々が皆さんの勉強に役立てるために考えた全てです。
ここから先は、皆さん自身に教えていただければ幸いです。
一緒に、心理学を面白くしていきませんか?
次回第2回は、「問題号」をお送りします。
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座
http://www.clinicalpsychology.jp/
※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。
無断転載・転用を禁止します。