【Clip! アカデミー】 第17回2005/09/20
第2週 問題号「心の捉え方の歴史」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座◆
http://www.clinicalpsychology.jp/
◆目次◆
1)【前回のまとめ】
2)【それでは問題です。】
Q1【パラダイムに関する問題】
Q2【哲学に関する問題】
Q3【生理学近辺の問題】
【次回配信日】
【参考文献】
【編集後記】
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○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○
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■ 基本サイクル ■
第1週「エッセイ号」…問題提起
↓
※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題
↓
第3週「解説号」…確認とフィードバック
↓
第4週 基本的にお休み
(特別号が配信される場合があります)
↓
■ 第2サイクルへ続く ■
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1)【前回のまとめ】
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前回エッセイ号から、
「心の捉え方の歴史」
すなわち、心の歴史図(仮)の検討が始まりました。
心理学における心の捉え方が、
歴史的にどのように変化・発展していったのか。
について、図式を立てて検討していきます。
● 心の歴史図(仮)
===========心的過程============|===外界====
↓【 魂→精神→意識 】
↓【 意識 】【 身体 】
↓【 意識 】【 潜在意識 】【 身体 】
↓【 意識 】【 潜在意識 】【 身体 】【 行動 】
↓【意識】【潜在意識】【知覚(ゲシュタルト)】【 身体 】【 行動 】
↓【意識】【潜在意識】【 認知過程 】【知覚】【身体】【 行動 】
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今回は、前回の心の捉え方に関する歴史について捕捉する意味で、
3つの問題を取り上げました。
◆ 科学における「捉え方」そのものに関する問題。
◆ 心理学の源流のひとつである哲学に関する問題。
◆ それ以外の動き(例えば生理学など)に関する問題。
※ 今回、問題を3問にしてみました。
5問だと、どうしても問題のテイストに統一性をもたせづらいのに対し、
3問だと、一貫したテーマを持って出題できそうです。
長すぎず、短すぎず、最適な長さについては、
これからも検討を続けたいと思います。
ご意見は、clip-academy@clinicalpsychology.jp まで。
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2)【それでは問題です。】
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【Q1】パラダイムに関する問題
科学史家のトーマス・クーンは、科学の在り方と発展の仕方を、
パラダイムという用語から説明している。
以下の記述の中で、もっとも不適当なものを選びなさい。
===============選択肢===================
a. パラダイムとは、その時代の科学において支配的な、
考え方の基本的枠組みのことを指す。
b. 個々の研究や、研究者の教育、研究方法、対象の捉え方は、
パラダイムに支配されている。
c. パラダイムはひとつの学問、ひとつの時代にひとつしか存在しない。
d. 支配的なパラダイムによって説明不可能な例外が積み重なると、
それを説明可能な新しいパラダイムにとって変わられる。
=====================================
【Q2】 哲学に関する問題
哲学は、心理学の源流の一つである。
以下の4つの思想は、哲学的論議の中から生じ、
心理学の中に今でも息づいている考え方である。
以下の選択肢の中から、説明としてもっとも不適切なものを選びなさい。
================選択肢==================
a. 連合主義は、感覚によって生じる観念と観念の間の結びつきから、
心理現象を説明する考え方である。
b. 経験主義は、人間の精神は始め白紙であり、
経験を通して生じるものと捉えた。連合主義から生じた考え方で、
ここでの経験とは観念と観念の連合を指す。
c. 原子論は、人間の精神を、観念や感情など最小の単位(原子)から成り、
また原子に還元可能な存在と考える。
d. 機械論によれば、人間の行動は全て、
物質的なメカニズムから生起すると考えられる。
よって、心の存在を考えなくともメカニズムから人間を理解することが
可能である。
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【Q3】 生理学に関する問題
以下の4人は、ヴントが心理学研究室を立ち上げる前後に、
のちの心理学に大きな影響を与えた人物である。
A ヘルムホルツ B ウェーバー C ヨハネス・ミューラー D フェヒナー
研究上関係の深い人物同士の組み合わせとして、
もっとも適切なものを、以下の選択肢から答えなさい。
======選択肢======
a. 【AとB】、【CとD】
b. 【AとC】、【BとD】
c. 【BとC】、【AとD】
d. 【A、B、D】と、【C】
e. 【A】と、【B、C、D】
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【次回配信】
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次回 【解説号】… 9月27日(火)にお送りする予定です。
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【参考文献】
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● 心理学物語-テーマの歴史 R.C.ボールズ著 富田達彦訳 2004 北大路書房
● 試験にでる心理学 <一般心理学編> 山口陽弘 高橋美保 2001 北大路書房
● 心理学群像 全2巻 末永俊郎 監修 2005 アカデミア出版会
● 流れを読む心理学史 世界と日本の心理学 サトウタツヤ 高砂美樹
2003 有斐閣
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【編集後記】
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心理学史という領域は、どうやら
心理学の初学者にとっては鬼門のようです。
なぜなら、まだ心理学が何かもわからない段階で、
様々な理論や人名が出てきて、混乱してしまうからです。
しかし、一通り心理学の基礎的な知識を身につけたあとで
心理学史に立ち戻ると、すべてが違って見えてきます。
それは、個々の知識を持った上で、全体のつながりや流れが
見えてくるからでしょう。
そして、そうした全体のつながりや流れこそが、
暗記と理解の分かれ目になることが多いと思います。
本メルマガでは、初学者の皆さんに、
一足先に、そうした驚きや発見の、香りだけでも届けよう
という主旨に基づいて構成を考えています。
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座
http://www.clinicalpsychology.jp/
※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。
無断転載・転用を禁止します。
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2005年9月20日火曜日
【Clip!アカデミー】第17回:問題号「心の捉え方の歴史」
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