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2005年11月15日火曜日

【Clip!アカデミー】第23回:問題号「心の歴史図における論点」

【Clip! アカデミー】 第23回2005/11/15
第2週 問題号「心の歴史図における論点」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/

      ◆目次◆

            1)【前回のまとめ】
            2)【それでは問題です】
        【Q1】心身二元論の影響についての問題
        【Q2】操作的定義についての問題
        【Q3】心理学の限界への反論についての問題
              【次回配信日】
              【参考文献】
              【編集後記】

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            ■ 基本サイクル ■
            第1週「エッセイ号」…問題提起
                 ↓
 ※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題 
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                 ↓
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         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

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1)【前回のまとめ】
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● 前回エッセイ号「心の歴史図における論点」はコチラ↓

http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/k9wv/50j37610g8rikebpvs

● その他バックナンバーはコチラ↓

http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/k9wv/50j38610g8rikebpvs


これまで、以下の心の歴史図を中心に、
心理学の歴史について検討を行ってきました。

前回は、心の歴史図の締めくくりとして、
そこから見えてくる心理学の特徴と限界について
検討を行いました。

今回の問題号では、
その点についての考えを深めてもらうための問題を3問用意しました。

● 心の歴史図(仮)

===時代==|==========心的過程===========|=外界=

17世紀以前  【         魂→精神→意識         】
17~19世紀後半【    意識     】【     身体     】
20世紀前半:1【   意識   】【 潜在意識  】【  身体  】
20世紀前半:2【   意識   】【 潜在意識  】【  身体  】【行動】
20世紀前半:3【意識】【潜在意識】【知覚(ゲシュタルト)】【 身体】【行動】
20世紀後半  【意識】【潜在意識】【  認知過程  】【知覚】【身体】【行動】

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2)【それでは問題です】
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【Q1】心身二元論の影響についての問題

デカルト以来、精神と自然は切り離して考えられるようになった。

現代医学の進歩は、主としてこのような世界観のもとで進歩してきたが、
二元論的思考と対立する医学上の進歩を、
以下の選択肢から選びなさい。

  ====選択肢=====
   
   a. 外科手術の発展
   b. 病原菌の発見
   c. 心療内科の設立
   d. 医薬品の開発

  ============


【Q2】操作的定義についての問題

科学があいまいさを容認することができないのは、
研究対象についての仮説を科学的に検証するためには、
研究対象を具体的に定義づけなければならないためである。
これを、操作的定義と呼ぶ。

操作的定義の説明のうち、
不適当なものを、以下の選択肢から選びなさい。

 =============選択肢=================

  a. 物理学者のブリッジマンが提唱した考え方から来ている。
  b. 心理学研究室を設立した当時のヴントらに大きな影響を与えた。
  c. 具体的な手続きによって研究対象を明確にすることをさす。
  d. たとえば「愛情」を、「1日に来る恋人からのメールの数」という形
    に置き換えることである。

 =================================


【Q3】心理学の限界への反論についての問題

前回は心の歴史図から読み取れる心理学の限界について解説した。
前回の主張に反論する場合、もっとも適切な主張はどれか。
次の選択肢から選びなさい。

 ===============選択肢==================

  a. その人の悩みを理解しなければ、問題は解決しない。
  b. その人自身を問題にせず、たとえば行動の変容のみでも問題は解決する。
  c. DSMの診断基準にしたがえば、精神障害への適切な処置が可能である。
  d. 問題の解決は、人格的成長の一部に位置づけられる。

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【次回配信】
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   次回 【解説号】… 11月22日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● 流れを読む心理学史 世界と日本の心理学 サトウタツヤ 高砂美樹
  2003 有斐閣 

● 心理学物語-テーマの歴史 R.C.ボールズ著 富田達彦訳 2004 北大路書房

● 心を名づけること 上・下 心理学の社会的構成 カート・ダンジガー著
  河野哲也監訳 2005 勁草書房

● 実践データ解析 田中敏著 1996 新曜社 

● わかりたいあなたのための現代思想・入門 小阪 修平 志賀 隆生 
  竹田 青嗣著 2000 宝島社

● 人間科学序説 ジャン・ピアジェ著 波多野完治訳 1970 岩波書店


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【編集後記】
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半年ほど前から作成していたのですが、

● 臨床心理士指定大学院 DATA BOOK 

本日、講座受講生の方々への発送(PDF形式)が終わりました。

例によって無料なのですが、
内容はちょっとしたものです。

時間も労力もたっぷりかかっているというか。

全国の大学院について、
就職率、合格率、実習先など、
書店で買える既存のデータブックにはない
生の情報がたくさんつまっています。

今回の依頼状には、あえて聞きづらい質問項目も含め、
大学院の担当者の方々に返答していただきました。

学校側にとってデリケートな情報というのが、
受験生にとっては、本当に知りたい情報であることも多いからです。

その分、質問事項の選定から、
大学院へのご依頼、DATA BOOK の編集にいたるまで、
細心の注意と、熱意を込めて準備を進めてきました。

受講生の皆さんには、
大学院の受験担当者の方々や、講座スタッフの、
本気が感じ取っていただけるとうれしいですね。

講座スタッフの皆さん、お疲れ様でした。


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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
 ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。   
 無断転載・転用を禁止します。   
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