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2008年3月18日火曜日

【Clip!アカデミー】第114回:応用号「基礎心理学から1:行動(behavior)」

【Clip! アカデミー】 第114回 2008/3/18
 第2週 応用号 「基礎心理学から1:行動(behavior)」

◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座◆ http://www.clinicalpsychology.jp/

 
      ◆目次◆
           1)【現在地】
           2)【生得的行動と進化論】
           3)【解説:知識の根っこ】
             【次回配信日】
             【参考文献】
             【編集後記】
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   ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○
    ◆ 【Clip!アカデミー】は、
     心理用語を紹介するだけの従来の心理系メルマガとは異なる、
     1ヶ月(3週)1サイクルで完結するユニークな
     無料心理学メールマガジンです。
   
            ■ 基本サイクル ■
            第1週「理論号」… 知識のタネをまく
                 ↓  (用語説明から)
 ※【今回はこちら!】 第2週「応用号」… 知識の根を伸ばす 
      ↓  (具体例を中心に)
            第3週「展開号」… 知識をつなげる
                 ↓  (テーマを展開する)
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■
   ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ○
 ※ 【初めてお読みになる方は、こちらもご覧ください。】
 ● 0ヶ月目 ガイダンス号
   http://clipseminar.blogspot.com/2007/04/clip.html
 ● 0ヶ月目 ガイダンス号2
   http://clipseminar.blogspot.com/2007/09/94clip.html 
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1)【現在地】
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【現在のテーマ】 3巡目2ヶ月目 基礎心理から1
         「行動(behavior)」
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        0ヶ月目 (ガイダンス号)   
        1ヶ月目 心理学の歴史から
  【NOW!】2ヶ月目 基礎心理学から1
  |   3ヶ月目 基礎心理学から2
    |   4ヶ月目 臨床心理学から
    |   5ヶ月目 心理学研究法から 
   |    ↓
    |  【※違うテーマではじめから繰り返します。】
   |  ======================
   ↓
 ● 第1週「理論」号
  「基礎心理学から1:行動(behavior)」はコチラ↓
   http://clipseminar.blogspot.com/2008/03/113behavior.html
 ● 第2週「応用」号
  「基礎心理学から1:行動(behavior)」はコチラ↓
   ~~~~~~~~~~【今週】~~~~~~~~~~~~~~
   知識のタネをまいたら、
   次にすることは、水をあげること。
   いろいろな方向から刺激してあげることで、
   知識を様々なイメージで膨らませていくことが出来るでしょう。
   応用号では、
   理論号で紹介した概念について、
   今度は具体例などを紹介しながら肉付けしていきます。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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2)【生得的行動と進化論】
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1859年、ダーウィンによって
生物の形態や行動の進化を説明する、
新しい説明原理が登場してから、
大きな注目を集めるようになりました。
ダーウィンの理論は、
測量船ビーグル号での5年に渡る航海において得た、
南米の生物についての様々な観察資料や標本を整理し、
引き出したものです。
たとえば、
ガラパゴス島のイグアナは、
ほかの場所ではあまり見られない行動をとっていました。
生活の多くを、海の中で過ごすのです。
しかし、
島には餌が少なく、
浅瀬には海藻などの餌が豊かであることから、
このイグアナの行動は、
より豊かな環境を探して環境に順応してきた個体が、
より多くの子孫を残してきた結果である、
と説明できることになります。
ダーウィンは、
はじめからこのような仮説を持っていた訳ではなく、
航海中は、目につくモノをつぶさに観察し、
収集するという、博物学的な作業を
繰り返していたようです。
しかし、
動植物の形態や行動を、
それが果たしている機能や目的から考察したとき、
環境への適応と、淘汰、
その結果としての進化、
という新しい価値観が生まれてくることになったのです。
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3)【解説:知識の根っこ】
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生得的行動とは、
学習せずとも生まれつき可能な行動のことです。
学習によって後天的に獲得される
獲得的行動とは区別されます。
生得的行動には、
●走性…光や様々な物質へ向かう性質
●反射…特定の刺激に対する固有の反応パターン
●本能…生活史の特定の段階で行う複雑な行動の組み合わせ
などが含まれます。
生物の行動を、
環境に適応するためにどのように役立っているのか、
という機能の視点から分類・整理し、
その仕組みを理解するための学問は、
現在では動物行動学と呼ばれます。
生得的行動は、
その生物がその環境の中で
生存し、子孫を残すために、
生まれつき備わっている行動であり、
個体の生涯を通じて、
容易に変化することはありません。
ですから、
その変化のプロセスを研究するには、
進化論的な視点は不可欠なものだと言えるでしょう。
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【次回配信】
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   次回 【展開号】… 2008年3月25日(火)にお送りする予定です。
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【参考文献】
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● 心理学辞典 中島義明 編 1999 有斐閣
● 心理学物語 テーマの歴史 R.C.ボールズ 著 富田達彦 訳
  2004 北大路出版
 
● キーワードコレクション 心理学 重野純 編 1994 新曜社
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【編集後記】
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ダーウィンの業績は、
心理学にも直接・間接に大きな影響を与えています。
幼児の発達日記をはじめてつけたのが、
ダーウィンだといわれていますし、
個人差研究の草分けであるゴールトンは、
彼の従弟でした。
基礎的な知識がある程度ついてきたら、
こうした知識同士を結び合わせる作業も、
楽しみながらしていくといいでしょう。
こうした雑学的な知識は、
多いに越したことはありません。
心理学者ではないけれど、
心理学に影響を与えた人々の業績を知ることで、
心理学の知識にも厚みが出てくるはずです。
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座  http://www.clinicalpsychology.jp/    ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座 に帰属します。無断転載・転用を禁止します。

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