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2005年7月19日火曜日

 【Clip!アカデミー】第10回:エッセイ号「心の流れを追う」

【Clip! アカデミー】 第10回2005/07/19
第1週 エッセイ号「心の流れを追う」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/

                       
            ◆目次◆
   
             【セミナー企画アンケートのお願い】
               1)【前回のまとめ】
            2)【7月19日のAさんの日記から】
            3)【「朝、道を歩いていると、」】 
            4)【「通りの向こうに、
                Bさんが歩いているのが見えた。」】
            5)【「とっさに顔を伏せたくなったが、
                思いなおして、軽く会釈した。」】          
                 【次回配信日】
                 【参考文献】
                 【編集後記】
     
   ====================================================================
      
   
      
      ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○
          
      
               ■ 基本サイクル ■
     ※【今回はこちら!】第1週「エッセイ号」…問題提起
                    ↓
               第2週「問題号」…練習問題 
         ↓
           第3週「解説号」…確認とフィードバック
                    ↓
               第4週 基本的にお休み
            (特別号が配信される場合があります)
                  ↓
             ■ 第2サイクルへ続く ■
      
      
      ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ○
      
   
        
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   1) 【前回のまとめ】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   


   今回のエッセイ号からは、
   今までの“心の構造図(仮)”に続いて、
   新しい図式を検討していきましょう。
   
   前回までのサイクルでは、
   心を静的な(スタティックな)構造として、
   心理学がどのように捉えてきたのか、を見てきました。
   
 
   我々は、手にとって確かめられるものを好みます。
   目で見るときも、輪郭をつかめるものを探してしまいます。
   
   環境において変わらないものを不変項といいますが、
   不変項の探索は、我々の認知の特徴といえそうです。
   
   図式化を始め、あらゆるものに構造を見ようとする態度は、
   こうした人間の認知の特徴とよくマッチするので、
   理解を促進してくれます。
   
   しかし、
   シャーロック・ホームズを代表とするミステリー小説の探偵たちは、
   むしろ、目に見えないものを、その場に欠けているモノを
   感じ取ろうとします。
   
   図式化することで欠落するもの、
   それは、動的な(ダイナミックな)プロセスです。
   
   「流れ」や「働き」、といってもいいでしょう。
   
   それは、我々を常に取り巻いていて、
   我々もそれを利用して生きているにもかかわらず、
   それと意識しづらいものです。
   
   水の流れを手でつかむことは出来ないし、
   生きている人間の人生を、生のまま分析の対象にすることは不可能です。
   
   天気予報にしても、しばしば外れることがある。
   
   天候を決めているのが、
   地球を覆っている複雑な空気の流れだからです。
   
   しかし、
   こうしてみると、我々が知りたい、理解したい大切なものとは、
   多くがこうした“流れ”としての性質を持っていることに気づくでしょう。
   
   心理学の対象になる心の側面も、
   実際に存在するのは、多くの場合“認知システム”ではなくて、
   ダイナミックな情報処理のプロセスです。
   
   それも、ベルトコンベアーのような単一のプロセスではなく、
   ひとときも止まることなく進行する、
   無数のプロセスの流れであるといえるでしょう。
   
   そこで今回は、
   また例によってひとつのシュチュエーションを設定して、
   こうした“流れ”としての、心の各側面の図式化を試みましょう。
      
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   2)【7月19日のAさんの日記から】 
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
   【7月19日のAさんの日記 ※一部抜粋】
   
         
       ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○
        
       | 「朝、道を歩いていると、     |
       |  通りの向こうに、        |
       |  Bさんが歩いているのが見えた。  |
       |  |
       |  とっさに顔を伏せたくなったが、 |
       |  思いなおして、軽く会釈した。」 |
   
       ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○
   
   
   上記の文章は、Aさんの日記を抜粋して、一部拝借したものです。
   
   ここから、Aさんの日記にあった朝、
   Aさんの心の中では、何が起こっていたのかを、
   おおざっぱに、なぞってみましょう。
   
   流れは、目に見えません。
   
   しかし、だからこそ、想像力が必要です。
   
   断片的な情報から、全体を想像しようとすること。
   
   陶器の破片から、古代文明に思いをはせる考古学者のように、
   我々は、我々自身の心の流れに思いをはせてみましょう。
   
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   3)【「朝、道を歩いていると、」】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
   通勤の途中でしょうか、それとも逆に朝帰りかもしれません。
   
   考え事をしているのか、
   それとも半分眠りながら歩いているのか。
   
   いずれにしても我々は、
   瞬間瞬間に、周囲の状況を判断する必要があります。
   
   そのための第一歩が、感覚器による物理的エネルギーの感知から始まります。
   
   太陽からふりそそぐ朝の光は、
   周囲にあるもの、アスファルト、街路樹、自動車、歩行者、ビルなど、
   あらゆるものに反射して、目の網膜に投影されます。
   
   物体の移動などによって空気が振動すると、
   それは音波として耳の鼓膜を震わせることになります。
   
   五感のほかにも我々は、
   圧力・振動・温度、痛みやかゆみ、平衡感覚や内臓感覚など、
   周囲や体内に関する多くの感覚を感知するための受容体を
   発達させてきました。
   
   すべてを追うことは出来ないので、
   ここでは、もっとも研究が進んでいるといわれる視覚を中心に、
   もう少し流れを追ってみましょう。
   
   網膜に映った光は、視神経を通して電気信号に変換されます。
   
   
    ┌―――――――┐   --------------------
    |物理エネルギー| → ●感覚刺激の符号化(コーディング) →
    └―――――――┘   --------------------
   
   心理学においては、
   この時点では、まだ「朝の街」という状況には至っていないと考えます。
   
   網膜に映って、感覚情報に変換された映像は、
   パソコンの画面と同じようなものです。
   
   神経を伝わる情報は、
   おおざっぱにいうと、「…00100001001111110010000100…」
   のようなものです。
   
   これだけでは何の意味もありません。
   
   しかし、我々が見ている世界は、
   我々に多くの情報を示しています。
   
   これはなぜでしょう。
   
   たとえば、先ほどの数列を、以下のように並べてあげると、
         
        00100
        00100
        11111
        00100
        00100
   
   我々には、たとえば白地に黒いバッテンとか、
   そういったパターンを認めることが出来ます。
   
   ここには、網膜から挙がってきた無意味な刺激から、
   我々が生きている世界についての映像を作り出すプロセスが
   存在しているのです。
   
   大脳に送られた視覚情報は、視覚野によって、
   
   
        →色や形態、
        →動きや位置
   
   の二つのまとまりに分かれつつ、それぞれ別々に処理されます。
   
   近年では、こうした固有の処理だけを担当するプロセスの存在が、
   認められつつあります。
   
   会社でいえば、
   仕事をするために必要な要素のうち、
   マニュアル化できる繰り返しの部分を
   専門の部署として独立させているようなものです。
   
   こうしたプロセスは、
   家を建てるときのレンガにもたとえられます。
   
   ひとつのレンガは、いつも同じ情報を同じように処理している
   単純な処理プロセスと考えられます。
   
   レンガのひとつひとつが、それぞれ別の情報を処理しており、
   それらの情報処理の結果の上に、
   家という高度の情報処理が成立している、という考え方です。
   
   
   たとえば、動き。
   
   パラパラ漫画をすばやくめくるとキャラクターが動いて見えるのは、
   視神経がそこに動きを見出す(検出する)
   ためであることがわかっています。
   
   めくるスピードが遅いと、動いて見えません。
   脳が動きとして認めないためです。
   
   
   あるいは、奥行き。
   
   様々な手がかりから、感じられるはずの奥行きを計算し、
   復元している過程が存在していると考えられます。
   
   だから、この過程をうまくだませば、
   飛び出す絵本や3Dステレオグラムのように、
   存在しない奥行きを作り出すことが出来ます。
   
   もちろん、ビデオカメラの手ぶれ防止機能に似た処理も存在します。
   
   視界がいつも安定して見えるよう、
   修正が行われるのです(知覚の恒常性)。
   
   
   色(街路樹の緑のコントラスト、朝日の照り返し、
   学生の白いシャツに、黒いズボン、OLの水色のパンプス、アスファルト…)
   
   形(ビルの直線的な輪郭、街路樹の曲線、横断歩道のシマシマ模様…)
   
   こうした情報が、
   奥行きに関する手がかりや、目の前を流れていく風景の流れ、
   動きなどの情報、他の感覚器からの情報とすりあわされ、
   矛盾のないように統合されていきます。
   
   こうした無数の加工、複数の処理が統合されることではじめて、
   「朝、道を歩いている」という知覚、
   Aさんが見ている世界、が立ち上がってくるのだと考えられます。
   
   こうした知覚はもともと
   「そういうもの(アプリオリ)」として存在するのではなく、
   脳が、バラして、別々に処理して、あとで統合する、
   という、手間のかかる方式を、選択したために存在している。
   
   こうした考えは、
   人類史上でもかなり最近のことであり、
   驚くべきことです。
   
   そして、かなり手間のかかるこの統合のプロセスは、
   その複雑さから、いまだ最先端の研究者たちの頭を悩ませています。
   
   
        ---------------------
        感覚刺激の符号化 → ●知覚の成立 → 
        ---------------------
   
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   4)【「通りの向こうに、Bさんが歩いているのが見えた。」】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
   寝ぼけ気味に歩いていたAさんですが、
   ここで、遠くにBさんらしき人を発見します。
   
   ここでは何が起こっているのでしょうか。
   
   先ほどの流れに続いて、
   検討してみましょう。
   
   ただし、我々がBさんに出会うのは、まだ先のことになりそうです。
   
   
   知覚はまず、すばやい状況判断のために用いられます。
   
   ここでは、たとえば、自転車や人の流れの予測や、
   周囲の人の身なりや表情のチェックなどがあげられます。
   
   遠くから近づいてくる自転車を避けるとき、
   我々は、あらかじめ、自転車の進路を大まかに推測しています。
   
   おかしな動きをしているときは注意が喚起され、
   より意識的な分析にもとづく、臨機応変な対処をすることができます。
   
   意識的な問題解決は、より詳細で、創造的な解決を必要とする場合に、
   効力を発揮します。
   
   カクテルパーティー効果が代表的ですが、
   興味のある事柄や、自分の名前などの重要な語句は、
   パーティー会場のような騒音の中でも気付くことが出来ます。
   
   Aさんは、ここでBさんらしき人影に目を向けます。
   
   その瞬間、関連する記憶が喚起され、
   「!」がAさんの頭の上につきます。
   
   しかし、この時点では、
   対象がより詳細な、意識的な注意に足りる、
   という判断がなされただけであり、
   実際には何が注意をひきつけたのか、
   Aさん自身にも分からない、という状況になります。
   
   もしかして、
   その人が変わった格好だっただけかもしれないし、
   誰かと喧嘩しているのかもしれない、
   険しい顔をして、こちらをにらんでいるのかもしれません。
   
   
        -----------------
        知覚の成立 → ●状況判断 →
        -----------------
   
   Aさんの目から入った膨大な感覚情報は、
   なんらかのフィルターを通過して、
   注意を喚起した情報は短期記憶として意識に上ることになります。
   
   その際、
   
    ◆ 情報はより詳細に分析されたり、
    ◆ 「危険なものか無害か」「人間か動物か」「どこを見ているか」
      「知っている人か知らない人か」などスキーマに当てはめられたり、
    ◆ 知っている人の姿勢や外見といった記憶と照合されたり、
   
   
   といった操作をされながら、繰り返し反復(リハーサル)されています。
   
   このことによって、
   短期記憶はより長期的な保存のために必要な形式(心的表象)
   に加工されて、長期記憶に送られると考えられています。
   
   Bさんに関する記憶が喚起され、連想や、ふさわしい情動も喚起される
   かもしれません。
   
   ここでは、目の前の人物の特徴が比較されて、
   Bさんらしいという結論が出たとします。
   
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   5)【「とっさに顔を伏せたくなったが、
               思いなおして、軽く会釈した。」】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   
   Aさんからすると、一瞬に感じられるかもしれませんが(心理的時間)、
   実際には、Bさんに関する連想や、情動の喚起から、
   すでに様々なプロセスが進行しているでしょう。
   
   「嫌われているかもしれない」とか、
   以前の似たような状況であいさつしても、
   返事がなかったという経験を想起したりだとか、
   Bさんが同郷人で、ケンカ別れして飛び出した田舎のことを思い出したり、
   実際にはBさんに会うのはこれで2回目で、
   どういう人なのか、まだよく分かっていないとか…。
   
   意識に上らない、様々な考え。
   
   それは、先ほどの流れの一部でありながらも、
   神経細胞の発火に還元できない、独自のルールや、
   構造を持っているようにみえます。
   
   Aさんの意識が正常に機能するためには、こうした考えを
   そのまま意識に昇らせない仕組みがあることが想定されます。
   
   その結果、Aさんの緊張や不安は、
   非常に複雑で未分化な感情としてだけ意識に昇るかもしれません。
   
   Aさんはこうした訳のわからない感情に対して、
   いつものスタイルによって事態に対処しようとします。
   
   
        ------------------
        状況判断 → ●自我防衛機制 →
        ------------------
   
   Aさんは、ここにいたってようやく、
   とっさに顔をふせたくなって、今まさにふせようとしている自分に気づく。
   
   意識は、自分の行動や特性に関して、他人と同程度の情報しか持たず、
   外からの原因の推測によって自分の行動に後付けの理由を付けている、
   という考え方があります(自己知覚理論)。
   
   例えば、手がひっきりなしに鼻やあご、髪の毛に行くのは、
   自己愛撫行動といってストレスのサインであり、
   緊張をゆるめようとする行動です。
   
   我々は、自分が自己愛撫行動をくりかえしていることに気づいて、
   初めてどれだけ緊張しているかに気づくことがあります。
   
   ここでは、Aさんは自らの行動以外にも、
   訳のわからない感情という、Aさんだけが体験している主観的な情報をも、
   自分の状態を理解するために利用することが出来ます。
   
   近年の認知研究においては、意識を、
   
   
        覚醒、アウェアネス、自己意識
   
   の3つに分けて考えることがあります。
   
   Aさんの自分の行動への気づきは、アウェアネスにあたるでしょう。
   
   さて、ここでAさんは、自分の行動をどのように理由付けるでしょうか。
   
   
        1、「昨日は飲みすぎたから、しんどいな」
        2、「やっぱりBさんは好きになれない」
        3、「なんであいさつくらいできないんだろう」
   
   
   行動の原因を、自分の体調のせいにしたり、
   相手のせいにしたり、自分の性格のせいにしたり、
   様々な理由(原因帰属過程)が考えられます。
   
   このとき、現状や損得や信念(ビリーフシステム)などを総合して、
   自分の行動を決断する必要があります。
   
   自分の無意識的な欲求と、意識的な決断が大きくかけ離れている場合、
   葛藤が生じるかもしれません。
   
   相手が自分に気づいているかどうか。
   気づいているのに、避けていることが分かった場合、
   どれくらいの損失になるのか。
   自分はこのような状況でどう振舞いたいのか。
   
   
        ------------------
        防衛機制 → ●総合的な判断 →
        ------------------
   
   どんな背景があったにせよ、
   Aさんは、Bさんに軽く会釈をするという行動で、
   自分の気持ちを示しました。
   
   
        --------------    ┌――┐
        総合的な判断→ ●軽く会釈  ←→ |他者|
        --------------   └――┘
   
   このときの、表情や姿勢、タイミングなどの諸要素にも、
   ここまでたどってきた心理プロセスは反映されているでしょう。
   
   また、こうした社会的ジェスチャーは、
   相手にどういう影響を与えるか、相手との間でどのように調整され、
   関係が維持されるか、などのプロセスにつながっていきます。
   
   
   
   ここまでの流れを、心の捉え方の各側面に当てはめてみると、
   
   
        感覚刺激の感知・検出・符号化=「身体」
        知覚の成立=「知覚・ゲシュタルト」
        状況判断=「認知過程」
        自我防衛機制=「潜在意識」
        総合的な決断=「意識」
        軽く会釈=「行動」
   
   
   そこから、以下のような図式が導き出せます。
   
       ┌――――――――┐
       |物理的エネルギー| 
       └――――――――┘
         ↓
       ┌--------------------------┐  
       |身体|→|知覚|→|認知過程|→|潜在意識|→|意識|
       └--------------------------┘  
                                 ↓
                               ┌――┐
                               |行動| 
                               └――┘
   
   これを、仮に、「心の機能図(仮)」と呼ぶことにしましょう。
   
   
   ※ 「行動」のあとのプロセスは、
   またあとで改めて取り上げたいと思います。
   
   
   
   心の流れをたどる旅、お疲れ様です。
   
   さて、我々は、また新しい図式を得ました。
   
   そこで、次回エッセイ号では、またこの図式について、
   議論をしていきたいと思います。
     
      
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   【次回配信】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
      次回 【問題号】… 7月26日(火)にお送りする予定です。
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   【参考文献】● 著者 出版社 等 確認
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
     ● 現代心理学〈理論〉事典 2001 中島義明 編 朝倉書店
   
     ● 心の棲である脳 2001 T.B .チェルナー 著 新井康允 訳
       東京図書 
   
     ● 脳内現象〈私〉はいかに創られるか 2004 茂木健一郎 
       日本放送出版協会
      
     ● 認知心理学を知る 第3版 1987 市川伸一 伊東裕司 編著 
       ブレーン出版 
   
     ● 自分を知り、自分を変える―適応的無意識の心理学 2005 
       ティモシー・ウィルソン 著村田 光二 訳 新曜社
   
     ● 意識の神経哲学 2004 河村 次郎 著 萌書房
    
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   【編集後記】
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
   暑くなってきました。
   
   夏が終わると、もう受験シーズンですね。
   
   そこで、現在企画しているのが、
   受験生の皆さんに役立つセミナーです。
   
   どうせなら、皆さんがもっとも参加したい、
   と感じるようなものを作りたいので、
   Clip!アカデミー読者の皆さんも、ぜひご意見をお寄せくださいね。
   
   コチラ↓
   http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/k9wv/40vx1sz0d8nhvez218
   
    
   エッセイ号も、ようやく、新しい図式に入りました。
   
   前回は、”構造”的な側面から捉えたので、
   今回は、”過程”的な側面から捉える試みです。
   
   目から光が入って・・・意識的な決断の結果として、
   行動を起こすまでの、心理的プロセスを、
   追ってみました。
   
   今回の図式も、かなり強引です。
   
   そのまま真に受けてほしくはないのですが、
   こうした視点から、
   心理的プロセスをイメージしてみる助けにしてもらえればと思います。
   
   細かい突っ込みは、
   次回エッセイ号で行っていきましょう。
   
   なお、今回は、現代心理学〈理論〉事典を、
   全体のプロセスの下敷きに用いました。
   
   神経科学から、社会的相互作用まで、
   現代心理学において論じられている主要な理論が、
   よくまとまっていると思います。
   
   入門書にできるほど簡単な内容ではありませんが、
   参考や確認には使える文献かもしれません。
   
   おすすめです。
   
 
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
 ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。   
 無断転載・転用を禁止します。   
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