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2006年2月7日火曜日

 【Clip!アカデミー】第32回:問題号「心の研究法図の盲点」

【Clip! アカデミー】 第32回2006/2/7
第2週 問題号「心の研究法図の盲点」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/


  
      ◆目次◆

            1)【前回のまとめ】
            2)【それでは問題です】   
              【次回配信日】
              【参考文献】
              【編集後記】

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   ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○

    ◆ 【Clip!アカデミー】は、
     心理用語を紹介するだけの従来の心理系メルマガとは異なる、
     1ヶ月(3週)1サイクルで完結するユニークな
     無料心理学メールマガジンです。
   
            ■ 基本サイクル ■
            第1週「エッセイ号」…問題提起
                 ↓
 ※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題 
      ↓
         第3週「解説号」…確認とフィードバック
                 ↓
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

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1)【前回のまとめ】
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心の研究法図を用いた3回目のエッセイ号である
前回エッセイ号では、
なぜ【ゲシュタルト】の側面を入れなかったか、
という問題定義から始まります。

そして、アクションリサーチという質的研究法を通じて、
現代心理学における研究法のあり様と、
今日的な課題について検討したのでした。


●心の研究法図(仮)
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          【 捉え方 】     【  道具   】
・・・・・  ┌─┐       ┌─┐           ┌─┐
     → │ |【 身体 】…|操|→ 生理学的検査  →| |
     → |観|【 意識 】…|作|→ 内観法     →|仮|
“こころ”→ |察|【潜在意識】…|的|→ 事例研究・面接 →|説|
     → | |【 行動 】…|定|→ 観察法・実験法 →|検|
     → | |【認知過程】…|義|→調査法・数理的解析→|証|
・・・・・  └─┘       └─┘           └─┘
===================================

●心の研究法図2(仮)
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【 捉え方 】 【  道具   】  【研究への影響】 

【 身体 】→ 生理学的検査   …【科学的観察】
【 意識 】→ 内観法      …【言語報告】
【潜在意識】→ 事例研究・面接  …【対話】
【 行動 】→ 観察法・実験法  …【条件統制】
【認知過程】→ 調査法・数理的解析…【モデル構築】

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今回は、前回エッセイ号を受けて、
補足するための問題号をお届けします。


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2)【 それでは問題です 】
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【Q1】アクションリサーチに関する問題


アクションリサーチの特徴を挙げた以下の選択肢のうち、
もっとも不適切なものを、一つ選びなさい。

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  a. 研究と同時に訓練も行うことを目的としている。
  b. 実践研究である以上、必ず実践成果が求められる。
  c. 計画、実践、評価、修正、適用の段階に分けられる。
  d. マルチメソッドで行われる。

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【Q2】K・レヴィンに関する問題

以下に挙げたK・レヴィンの業績のうち、
誤りであるものを一つ選びなさい。


   ======選択肢=======

    a. 生活空間
    b. グループダイナミックス
    c. ソシオメトリー
    d. 葛藤タイプ
    e. アクションリサーチ

   ================


【Q3】質的研究に関する問題

以下の質的研究法のうち、仲間はずれを一つ選びなさい。


   ======選択肢======

    a. フィールドワーク
    b. エスノメソドロジー
    c. グラウンデッド・セオリー
    d. アクションリサーチ
    e. 事例研究

   ===============


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【次回配信】
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   次回 【解説号】… 2月14日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● ヘルスケアに活かすアクションリサーチ 2005 
  アリソン・モートン=クーパー著 岡本玲子 関戸好子 鳩野洋子 訳
  医学書院

● 臨床心理学研究の技法 2000 下山晴彦 編著 福村出版

● 心理学研究法入門 -調査・実験から実践まで 2001
  南風原朝和 市川伸一 下山晴彦 編 東京大学出版会

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【編集後記】
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   ※ 1ヶ月にわたり、お願いしてきた
     臨床心理士指定大学院受験に関するアンケート、
     終了いたしました。     

     アンケートにご協力くださった皆さん、
     ありがとうございます。

     アンケート結果は、今後の講座運営に活かしていきます。

     抽選の結果、スターバックス券が当選された方には、
     月末までには発送できる予定です。
     
     

2月です。

新しい一年が明けて、
2月はいよいよ受験シーズンも佳境に入りました。

受験に関係のある方は、
今頃メルマガを読む余裕もないくらい、
受験に向けて集中しているかもしれませんね。

ただ、本メルマガでは、
受験勉強とは異なる角度から、
基礎概念的な内容を取り扱っています。

異なる角度からモノを見ることが出来ることは、
遊びと余裕につながります。

このメルマガに興味をもってくださった
時点で、皆さんは、そうした遊びと余裕を
手に入れているわけです。

実際に、受験直前に遊びと余裕を保つのは
至難の業ですが、
日常においては、やせ我慢でも持っていたいものです。

学問とは、
常にそうした中から生まれてくるのではないでしょうか。


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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
 ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。   
 無断転載・転用を禁止します。   

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