臨床心理士指定大学院受験講座が提供している、心理学・臨床心理学を学ぶ方を対象とした、メールマガジンのバックナンバーサイトです。 http://www.clinicalpsychology.jp/

最新のバックナンバー

2006年5月30日火曜日

【Clip!アカデミー】第44回:問題号「心の関係図のイメージ」

【Clip! アカデミー】 第44回 2006/5/30
第2週 問題号「心の関係図のイメージ」

◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/

  
      ◆目次◆

            1)【前回のまとめ】
            2)【 それでは問題です 】
          【Q1】集団の定義についての問題
          【Q2】集団の分類についての問題
          【Q3】集団内の相互作用についての問題
              【次回配信日】
              【参考文献】
              【編集後記】

==================================================================


   ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○

    ◆ 【Clip!アカデミー】は、
     心理用語を紹介するだけの従来の心理系メルマガとは異なる、
     1ヶ月(3週)1サイクルで完結するユニークな
     無料心理学メールマガジンです。
   
            ■ 基本サイクル ■
            第1週「エッセイ号」…問題提起
                 ↓
 ※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題 
      ↓
         第3週「解説号」…確認とフィードバック
                 ↓
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

   ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ○


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)【前回のまとめ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



Clip!アカデミーでは、
全体的なイメージを捉えるために図式を立てつつ、
”こころ”をこれまで様々な側面から検討してきました。

前回のエッセイ号では、
新しく、心の関係図の検討が始まりました。

”こころ”が実体としても、概念としても、
捉えきれない存在であるとすると、
”こころ”には、まだまったく別の側面があるのではないか。

そこに、関係性としての心の在り様を、
想像してみる余地があります。


心の関係図(仮)
==========================

● 集団 = 個人1⇔個人2⇔個人3…個人N +α

“こころ”= ???⇔???⇔???…N +α

==========================

集団を形作るのは、まずは、N人の個人です。

それに加えて、集団においては、
個人間に継続的な相互作用(⇔)が生じています。

果たして、個人間でやり取りされる相互作用から、
個々人の総和とは異なる存在として、
どのようにして集団が立ち上がっていくのでしょうか。

集団という、関係性に特徴付けられた存在を検討する中から、
”こころ”についての、新しいイメージを得られるかもしれません。


前回エッセイ号では、
集団についての、大まかなイメージを提示する
ところからは始めました。

今回問題号では、
集団についての基本的な問題を3題お送りします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)【それでは問題です】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【Q1】集団の定義についての問題

以下の文章は集団の定義について挙げたものである。
成熟した集団にもっともよく見られる特徴を、以下の選択肢から選びなさい。


 ============選択肢=============

  a. 複数の人々の間に、持続的に相互作用が行われている

  b. 外部と内部の境界が意識されている

  c. 構成員に帰属意識や愛着が存在する

  d. 集団内に構造が形成され、機能の分化がみられる

 ============================


【Q2】集団の分類についての問題

集団は、以下のように様々な集団に分類することが出来る。

1)公式集団と非公式集団 2)一次的集団と二次的集団
3)ゲマインシャフトとゲゼルシャフト 4)タテ型組織とヨコ型組織

以下のA~Dは、1)~4)に示された集団類型を、分類する基準である。

A 直接接触か間接接触か B オフィシャルかプライベートか
C 年功序列か資格か D 親和か打算か

A~Dと、1)~4)の組み合わせとして、
もっとも適当なものを、以下の選択肢から選びなさい。


   =======選択肢======

       1) 2) 3) 4)

    a.  A  B  C  D

    b.  D  A  B  C

    c.  B  D  A  C

    d.  B  D  C  A

   ================


【Q3】集団内の相互作用についての問題

以下に挙げた選択肢の中から、集団内の相互作用のうち、
非言語的コミュニケーションの例と思われる選択肢を選びなさい。


 =============選択肢============

  a. メーリングリストにおいて意見のやり取りをすること

  b. メールでの書類催促に返信を返さないこと

  c. 挨拶メールをひんぱんにやり取りすること

  d. ダイレクトメールを、ゴミ箱に移動すること

 ============================


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【次回配信】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   次回 【解説号】… 6月6日(火)にお送りする予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参考文献】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


● 心理学辞典 中島義明 編著 1999 有斐閣

● マンウォッチング<上> デズモンド・モリス 1991 小学館

● タテ社会の人間関係 中根千枝 1967 講談社


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前回から、新章に突入し、
心を関係性から検討する試みを行っています。

集団というものを検討するとき、
心理学というフィールドは、
実はかなり狭いものであることを感じることがあります。

ここでは、周辺諸分野での成果も含めて
紹介しながら、
集団について全体的に検討していきたいと思います。


====================================================================
送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
 ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。   
 無断転載・転用を禁止します。

0 件のコメント: