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2006年7月25日火曜日

【Clip!アカデミー】第49回:問題号「心の関係図の行き先」

【Clip! アカデミー】 第49回 2006/7/25
第2週 問題号「心の関係図の行き先」

◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/

  
      ◆目次◆

            1)【前回のまとめ】
            2)【それでは問題です】
          【Q1】認知過程に関する問題
          【Q2】例外に関する問題
          【Q3】集団の性質に関する問題
              【次回配信日】
              【参考文献】
              【編集後記】


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   ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○

    ◆ 【Clip!アカデミー】は、
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            ■ 基本サイクル ■
            第1週「エッセイ号」…問題提起
                 ↓
 ※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題 
      ↓
         第3週「解説号」…確認とフィードバック
                 ↓
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

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1)【前回のまとめ】
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●心の関係図2
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個人1
↑↓           規範  
個人2(→ 関係性 )→     → 集団文化
↑↓    =+α    構造
個人N
==========================

前々回のエッセイ号では、
関係性の議論の中で、
関係性には大まかなパターンはあるものの、
常に、パターンから予測される結果を外れるような意外性、
遊びが存在している、と指摘しました。

関係性のこうした特徴が失われる、
すなわち、パターンから外れるような遊びがなくなると、
パターンは硬直し、Aという刺激にはBという反応、
という特定のパターンが、
様々な側面に見られるようになります。

心理療法は、
こころの様々な側面に見られる、
このような特定のパターンに注目し、
治療に用いています。

問題号と解説号では、
具体例を挙げながら、
もう少し詳細な事項を論じていきましょう。


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2)【それでは問題です】
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【Q1】認知過程に関する問題

心理療法において、
【認知過程】に生じる硬直したパターンとみなすことができないものは、
以下のうちどれか。もっとも適当と思われる選択肢を挙げなさい。

   ====選択肢====

    a. 過度の一般化
    b. 原因帰属
    c. 二分割思考
    d. 自己関連付け

   ===========


【Q2】例外に関する問題

短期療法において重視される「例外」とは、
どのような状況を指すか。
以下の選択肢の中から、もっとも不適切なものを選びなさい。

 ===========選択肢===============

  a. 授業参観中、母親の前では給食を食べることが出来た。
  b. 家族との関係は悪いが、叔父との関係は良い。
  c. 子どもは嫌いだが、口では「好きだ」という。

 =============================


【Q3】集団の性質に関する問題

A~Dにあげた集団を、
目的達成の機能が強い順に並べた場合、
もっとも適当なものを、以下の選択肢から選びなさい。

A サークル B 家族 C 軍隊 D エンカウンターグループ

   ========選択肢======
  
     強い←目的達成機能→弱い
  
    a. A > B > C > D
    b. A > C > D > B
    c. C > B > A > D
    d. C > A > B > D
  
   =================


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【次回配信】
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   次回 【解説号】… 8月1日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳 大野 裕 著
  2003 創元社

● 家族内パラドックス 長谷川啓三著 1987 彩古書房 

● エンカウンター・グループ 人間信頼の原点を求めて 
  カール・ロジャーズ著 畠瀬稔訳 畠瀬直子訳 1973 ダイヤモンド社


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【編集後記】
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前回から、臨床にも大きく関わる話になっています。

関係性に関する今回の議論は、
あまり概論的な話でもないし、
特定の理論的バックグラウンドに立脚した、
なんらかの論争につらなる内容でもありません。

関係性なるものを、
一般的な研究の対象として取り上げることは、
なかなか難しいことだからです。

ただ、関係性にもっともコミットしているのが、
やはり心理学の中でも臨床心理学、心理療法の分野だという
結論が出てきたことは、
非常に面白いところだと思います。

関係性を用いた集団療法的方法論が、
ともすればファシリテーターの
職人的な技能に追うところが多く、
理論的には、シンプルなもの以外、
必要としていないようにみえるところも、
こうした側面にコミットしているからなのかもしれません。


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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
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