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2007年5月29日火曜日

【Clip!アカデミー】第82回:出題号「基礎心理学から:感覚と知覚」

【Clip! アカデミー】 第82回 2007/5/29
第1週 出題号「基礎心理学から:感覚と知覚」

◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/


  
      ◆目次◆

           1)【現在地】
           2)【感覚(sensation)と知覚(perception)】
           3)【論述問題】
             【次回配信日】
             【参考文献】
             【編集後記】

 
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   ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○

    ◆ 【Clip!アカデミー】は、
     心理用語を紹介するだけの従来の心理系メルマガとは異なる、
     1ヶ月(3週)1サイクルで完結するユニークな
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            ■ 基本サイクル ■
 ※【今回はこちら!】 第1週「出題号」… タネをまく
                 ↓  (基礎概念と論述問題)
            第2週「解答号」… 深める 
      ↓    (論述問題の解説)
         第3週「確認号」… つなげる
                 ↓    (関連諸分野から)
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

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1)【現在地】
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【現在のテーマ】 2ヶ月目 基礎心理学から
             「感覚と知覚」

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        0ヶ月目 (ガイダンス号)   
        1ヶ月目 心理学の歴史から
【NOW!】← 2ヶ月目 基礎心理学から
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  |     4ヶ月目 臨床心理学から
  |     5ヶ月目 心理学研究法から 
  |
  |    ================
  ↓

 ● 第1週「出題」号「基礎心理学から:感覚と知覚」はコチラ↓

  ~~~~~~~~~~【今週】~~~~~~~~~~~~~~


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2)【感覚(sensation)と知覚(perception)】
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基礎心理学から、

「感覚(sensation)と知覚(perception)」
を通して、考えていきましょう。

==========用語説明==============

それぞれに適した刺激が感覚器官によって感受され、
大脳にある感覚中枢まで、神経インパルスとして
伝えられる過程は、感覚と呼ばれる。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚の五感のほかに、
平衡感覚や運動感覚、内臓感覚なども含まれる。

これらは、感覚様相(モダリティ)と呼ばれる。

また、感覚器官を通じて、
周囲を取り巻く環境や、自分の状態を認知する
過程を、知覚と呼ぶ。

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知覚と感覚の区別は、
研究のために設けられた便宜的なものです。

しかし、
知覚においては、感覚によってもたらされた情報が、
大脳中枢によって記憶や思考の影響を受けて、
意味のある体験として成立するのに対し、
感覚はそのような記憶や思考の影響を受けず、
意味が存在しないという意味で、純粋感覚とも呼ばれます。

また、感覚刺激に依存せず、
記憶や思考のみから引き出されるイメージを
表象と呼びます。

その意味で、知覚は、表象と感覚の間に
あるということもできるでしょう。


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3)【論述問題】
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「ヘルムホルツの無意識的推理について説明し、それが知覚研究に与えた
影響について考察しなさい」


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【次回配信】
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   次回 【解答号】… 6月5日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● 心理学 鹿取廣人・杉本敏夫編 1996 東京大学出版会

● 心理用語の基礎 東洋・大山正・詫摩武俊・藤永保編 1973 有斐閣

● 心理学物語 -テーマの歴史- R・C・ボールズ著 2004 北大路書房  

● キーワードコレクション 心理学 重野純 編 1994 新曜社


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【編集後記】
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ゴールデンウィークも終わり、
5月病の危機を乗り越えれば、
いよいよ本格的な新生活への順応が始まります。

自分の進むべき道は明確になっているでしょうか。

自分の中の深いところまで、
明確に自分の道が定まっているほど、
それがそのまま、進むためのエネルギーになります。

しかし、まだどこかで迷っていれば、
それは、心身の不調という形で、
自分の足を引っ張ることがあるかもしれません。

体の不調や、タイミングの悪さ、
漠然とした不安などを、
偶然や不運のせいにせず、
自分の今の有り方とつなげて考えてみることを、
習慣にしてみましょう。

とくに、心理学を学ぶ人間にとっては、
こちらも、自分を題材にした、
興味深い勉強になるはずです。

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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
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 無断転載・転用を禁止します。

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