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2007年9月25日火曜日

【Clip!アカデミー】第95回:理論号「心理学の歴史から:ヴント(Wilhelm Wundt)」

【Clip! アカデミー】 第95回 2007/9/25
第1週 理論号「心理学の歴史から:ヴント(Wilhelm Wundt)」


◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/


      ◆目次◆
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           1)【現在地】
           2)【ヴント(Wilhelm Wundt)】
           3)【知識のタネ】
             【次回配信日】
             【参考文献】
             【編集後記】

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 ※【今回はこちら!】 第1週「理論号」… 知識のタネをまく
                 ↓  (用語説明から)
            第2週「応用号」… 知識の根を伸ばす 
      ↓  (具体例を中心に)
            第3週「展開号」… 知識をつなげる
                 ↓  (テーマを展開する)
           第4週 基本的にお休み
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   【Clip!アカデミー】では、
   これからも心理学を学ぶ皆さんを応援していきます。

   今後とも臨床心理士指定大学院受験講座を
   よろしくお願いいたします。

                  Clip!アカデミー事務局


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1)【現在地】
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※今回から、前回特別号でお知らせしたように、
コンセプトに皆さんのご要望を取り入れて、
よりパワーアップしてお届けしています。

詳しくは、ガイダンス号2をご覧ください。


【現在のテーマ】 2巡目1ヶ月目 心理学の歴史から
        「ヴント(Wilhelm Wundt)」

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        0ヶ月目 (ガイダンス号)   
  【NOW!】1ヶ月目 心理学の歴史から
    |   2ヶ月目 基礎心理学から1
| 3ヶ月目 基礎心理学から2
    |   4ヶ月目 臨床心理学から
    |   5ヶ月目 心理学研究法から 
   |    ↓
    |  【※違うテーマではじめから繰り返します。】
   |  ======================
   ↓

   ~~~~~~~~~~【今週】~~~~~~~~~~~~~~

   用語説明は、知識のタネです。
   
   勉強、特に受験勉強においては、まずはたくさんのタネを
   自分の脳の中にまかなければなりません。
   
   タネは小さくてかまいません。

   逆に、完ぺき主義はいい結果を生みません。
   
   はじめはできるだけコンパクトな知識からはじめましょう。    
   
   しかし、そこで勉強は終わりではありません。

   そこからが、勉強のスタートなのです。      

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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2)【ヴント(Wilhelm Wundt)】
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今回は心理学の歴史から、
「ヴント(Wilhelm Wundt)」
を通して、心理学について考えていきましょう。


==========用語説明==============

ヴント(Wilhelm Wundt)は、
1879年に、ライプチヒ大学に初の実験心理学の
研究室を開設したことから、心理学の父として知られる。

もともとは医学、生理学を学び、
哲学教授としてライプチヒ大学に赴任したが、
心理学を、哲学とは異なる自然科学として確立することを
目指した。

研究においては、感覚・知覚を対象に、
「意識」を内観と実験において分析し、
それを構成している法則を発見することを目的とした。

意識を構成している心的要素(単一感覚、単純感情)を、
内観報告や実験によって分析し、
心的要素が、どのような法則によって連合しているか、
を問うたのである。

ここから、彼の心理学は、
構成主義、要素主義と呼ばれることもある。

実証的研究法としての内観報告の限界や、
構成主義、要素主義的な捉え方などは、
後世において様々な批判を受けた。

しかし、
専門雑誌や学会の開設、多くの弟子を輩出し、
ドイツに限らず、
心理学研究室を欧米の大学に広めた

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3)【解説:知識のタネ】
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ヴント流の実験心理学は、
今日では古典実験心理学と呼ばれ、
心理学の教科書においては、
歴史の中にしか登場しないことがほとんどです。

彼の業績の多くは、
なんといっても、心理学を学問として成立させたことにあります。

アカデミックな学問になじみがない人には、
そもそも、「学問として成立させる」
という言葉がピンとこないかもしれません。

もとから成立している学問しか、
学校の教育では教えられないために、
それは当然ともいえます。

それでも、たとえば、占いを、
学問として成立させることは大変なことです。

ヴントのしたように、
大学内に研究室を開設し、
実証的な研究を募って専門誌を定期的に発行し、
学会を開く、ということを、
一からしなければなりません。

作ったところで、
優秀な研究者たちを惹きつけ、
彼らを養えるほどの業績を挙げて、
社会的に貢献できなければ、
学問として生き続けることができません。

「学問って、そもそもなんだろう」

という問いを持ってみると、
ヴントの業績は、とても面白いものになるのではないでしょうか。

 
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【次回配信】
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   次回 【応用号】… 10月2日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● 心理学辞典 中島義明 編 1999 有斐閣

● 誠信 心理学辞典 外林大作 辻正三 島津一夫 能見義博 編
  1981 誠信書房

● キーワードコレクション 心理学 重野純 編 1994 新曜社

● 心理学物語 テーマの歴史 R.C.ボールズ 著 富田達彦 訳
  2004 北大路出版


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【編集後記】
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今回から、はじめに戻って、
また、心理学の歴史からです。

歴史の面白さは、
ある程度知識が溜まってからでなければ、
分かりようのないものかもしれません。

溜まってきても、
普通は敬遠されることが多いものですが、
知識に有機的なつながりを作るためには、
これほど便利な枠組みはないように思います。

簡単に全体を概括したら、
また歴史に戻ってくると、
新しい発見があるかもしれません。

そんな意味でも、
本メルマガを、勉強の刺激剤にしてもらえれば、
と思います。

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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/ 
  ※Clip!アカデミーの記載内容は臨床心理士指定大学院受験講座に帰属します。   
 無断転載・転用を禁止します。

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