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2007年10月23日火曜日

【Clip!アカデミー】第98回:理論号「基礎心理学から1:連合(association)」

【Clip! アカデミー】 第98回  2007/10/23
第1週 理論号 基礎心理学から1:連合(association)」

◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
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      ◆目次◆
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           1)【現在地】
           2)【連合(association)】
           3)【解説:知識のタネ】
             【次回配信日】
             【参考文献】
             【編集後記】

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 ※【今回はこちら!】 第1週「理論号」… 知識のタネをまく
                 ↓  (用語説明から)
            第2週「応用号」… 知識の根を伸ばす 
      ↓  (具体例を中心に)
            第3週「展開号」… 知識をつなげる
                 ↓  (テーマを展開する)
           第4週 基本的にお休み
         (特別号が配信される場合があります)
               ↓
            ■ 第2サイクルへ続く ■

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   これからも心理学を学ぶ皆さんを応援していきます。

   今後とも臨床心理士指定大学院受験講座を
   よろしくお願いいたします。

                  Clip!アカデミー事務局


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1)【現在地】
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【現在のテーマ】 2巡目2ヶ月目 心理学の歴史から
        「基礎心理学から1:連合(association)」

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        0ヶ月目 (ガイダンス号)   
        1ヶ月目 心理学の歴史から
  【NOW!】2ヶ月目 基礎心理学から1
| 3ヶ月目 基礎心理学から2
    |   4ヶ月目 臨床心理学から
    |   5ヶ月目 心理学研究法から 
   |    ↓
    |  【※違うテーマではじめから繰り返します。】
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 ● 第1週「理論」号
  「基礎心理学から1:連合(association)」はコチラ↓

   ~~~~~~~~~~【今週】~~~~~~~~~~~~~~

   用語説明は、知識のタネです。
   
   勉強、特に受験勉強においては、まずはたくさんのタネを
   自分の脳の中にまかなければなりません。
   
   タネは小さくてかまいません。

   逆に、完ぺき主義はいい結果を生みません。
   
   はじめはできるだけコンパクトな知識からはじめましょう。    
   
   しかし、そこで勉強は終わりではありません。

   そこからが、勉強のスタートなのです。      
   
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


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2)【連合(association)】
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今回は基礎心理学から、
「連合(association)」
を通して、心理学について考えていきましょう。


============用語説明==============


観念と観念の結合、刺激と反応の結合など、
主に、ふたつの心理学的な原子の間の機械的な結合について
用いられる。

連合は、association の訳であるが、
「連合」のほかに、「連想」という訳があてられることがある。

associationは、
もともとは、イギリスの経験論哲学者たちが、
ある観念が別の観念を引き起こす過程を説明するために
用いていた概念である。

ヴントが自らの心理学を構築する際に導入した際は、
意識を構成する感情や感覚は、
連合によって結びついていると考えられていた。

その後、パブロフによる条件反射の研究などを通して、
より広い意味で用いられるようになった。

今日では、
前者の観念間の結合を「連想」、
後者のより客観的・機械的な結合を、「連合」と訳すことが多い。


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3)【解説:知識のタネ】
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心理学において、「連合」という言葉は、
とても多くの含みを持っています。

それは逆に、
それだけ多くの検討を経てきた言葉ということであり、
重要な意味を含んでいると考えるべきでしょう。

一般的には、
「連合」というと、
学習理論における刺激と反応の連合が
思い起こされますが、
「連合主義者」という場合、
アリストテレスまでさかのぼり、
この場合の連合は、観念間の連結を意味しています。

ヴントの業績は、
心理学そのものを成立させたことにあり、
彼の理論や研究方法は、過去の遺物になったかのように
語られることが多々あります。

実際、厳しい批判があり、
その結果、新しい心理学が成立していったのは
確かかもしれませんが、
批判するということは、そこから多くのものを取り入れ、
もとあるものに対して新しいことを形成していこう、
という意思がなければ有意義なものにはなりません。

行動主義は、
「意識」を捨て去り、
心理学についてのイメージを大きく変える
要因になりましたが、
こうしてみると、それ自体が、
ヨーロッパの哲学思想の流れの中に位置づいている
ことが分かると思います。

 
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【次回配信】
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   次回 【応用号】… 10月30日(火)にお送りする予定です。

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【参考文献】
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● 心理学辞典 中島義明 編 1999 有斐閣

● 誠信 心理学辞典 外林大作 辻正三 島津一夫 能見義博 編
  1981 誠信書房


● 心理学物語 テーマの歴史 R.C.ボールズ 著 富田達彦 訳
  2004 北大路出版


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【編集後記】
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ヴントの業績は、
心理学そのものを成立させたことにあり、
彼の理論や研究方法は、過去の遺物になったかのように
語られることが多々あります。

実際、厳しい批判があり、
その結果、新しい心理学が成立していったのは
確かかもしれませんが、
批判するということは、そこから多くのものを取り入れ、
もとあるものに対して新しいことを形成していこう、
という意思がなければ有意義なものにはなりません。

行動主義は、
「意識」を捨て去り、
心理学についてのイメージを大きく変える
要因になりましたが、
こうしてみると、

行動主義というと、
心理学における、
ヴントをはじめとする、
それまでの哲学的な雰囲気を批判し、
自然科学的な厳密さを導入したように思われがちです。

しかし、
その中心的には、
アリストテレス→イギリス経験論→ヴントと伝わってきた、
連合主義のアイデアが大きな影響を与えているといえるでしょう。




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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
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