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2005年6月28日火曜日

【Clip!アカデミー】第8回:問題号「心の構造図を検討する」

【Clip! アカデミー】 第8回2005/06/28/
第2週 問題号「心の構造図を検討する」
◆提供:臨床心理士指定大学院受験講座
  http://www.clinicalpsychology.jp/



                  
            ◆目次◆
   
               1)【前回のまとめ】
               2)【それでは問題です】
             【Q1】 “身体”の側面に関する問題
             【Q2】 “行動”の側面に関する問題
             【Q3】 “ゲシュタルト”の側面に関する問題
             【Q4】 “潜在意識”の側面に関する問題
    【Q5】 “仮説的構成概念”に関する問題
                 【次回配信日】
                 【参考文献】
                 【編集後記】
   
   ====================================================================
   
   
      ○ ~~~~~~Clip!アカデミーサイクル~~~~~~ ○
   
               ■ 基本サイクル ■
               第1週「エッセイ号」…問題提起
        ↓
    ※【今回はこちら!】 第2週「問題号」…練習問題 
         ↓
           第3週「解説号」…確認とフィードバック
                    ↓
               第4週 基本的にお休み
            (特別号が配信される場合があります)
                  ↓
              ■ 第2サイクルへ続く ■
   
      ○ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○
   
   
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   1) 【前回のまとめ】
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   現在、エッセイ号では、心理学における「こころ」の捉え方を、
   検討しています。
   
   心理学において研究の対象になる「こころ」の捉え方を、
   学習の便宜上6つの側面にまとめ、
   6つの側面からなる図式「心の構造図(仮)」を検討しました。
   
   ● 心の構造図
      ┏━━┳━━━━━━┳━━━━┳━━━━┳━━━╋━━┓
      ┃  ┃      |    |    ┃   ┃  |
      ┃ ┃   知覚 | | ┃  ┃ |
      ┃意識┃ゲシュタルト|潜在意識|認知過程┃身体 ┃行動| 外界
      ┃  ┃      |    |    ┃   ┃  |
      ┃ ┃ | | ┃  ┃ |
      ┗━━┻━━━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━╋━━┛
   
   前回は、あくまで便宜的に立てた図式である「心の構造図」を、
   より詳細に、批判的に検討することで、
   その限界や、バリエーションを考えてみました。
   
   
   その過程で、
   現象学や、仮説的構造概念など、
   いくつか耳慣れない用語も出てきたかもしれません。
   
   そこで、今回の問題号は、
   各側面の問題に加えて、耳慣れない用語についても、
   理解を深めてもらうための問題を作ってみました。
   
   
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   2) それでは問題です。
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   【Q1】 “身体”の側面に関する問題
   
   大脳の以下の領域が司るとされる機能の、
   正しい組み合わせを述べなさい。
   
   (1)前頭葉 (2)頭頂葉 (3)側頭葉 (4)後頭葉
   
   A 体性感覚 C 聴覚 B 運動  D 視覚
   
   
      ==============選択肢===============
   
        (1) (2) (3) (4)
   
       a.  A  C  B  D
   
       b.  B  A  C  D
   
       c.  B  A  D  C
   
       d.  C B A D
   
      ===================================
   
   
   【Q2】 “行動”の側面に関する問題
    
   「A男がB子の人形をとって、B子は泣いた」という状況があるとき、
   「行動」の側面に注目する考え方としてもっとも適当なものを、
   以下の選択肢から選びなさい。
   
   
       ======================選択肢========================
   
        a. A男は、何らかの葛藤を抱えている。
        b. A男は、発達障害である。
        c. A男は、突然人形をとられたB子の気持ちを
          推測できない。
        d. A男が、B子の人形をとったことに、意味はない。
        e. A男が、今何を感じているかが問題である。
   
       ====================================================
   
   
   【Q3】 “ゲシュタルト”の側面に関する問題
   
   ゲシュタルト心理学では現象学が重視された。
   現象学についての記述のうち、不適切なものを次の選択肢から選びなさい。
   
   
       =======================選択肢========================
   
        a. 現象学における「現象」は、”客観的な”現象というより、
          意識上の現象のことである。
        b. 現象学は、我々が現象についての
          一切の判断を停止することから始まる。
        c. 現象学を創始したのはフッサールだが、
          学問として体系化したのはメルロ・ポンティである。
   
       ======================================================
   
   
   【Q4】 “潜在意識”の側面に関する問題
   
   ”潜在意識”の側面の特徴として、
   もっとも不適切なものを以下の選択肢から選びなさい。
   
   
   ============================選択肢================================
   
    a. 精神分析など、主に人格理論において仮定される。
    b. 意識されない動機として、人間の行動を規定していると考えられる。
    c. その構造には、生理学的基盤は想定されない。
    d. 催眠状態において、意識水準が低下したとき観察される。
   
   ===================================================================
   
   
   【Q5】 “仮説的構成概念”に関する問題
   
   以下の文章の(1)(2)に当てはまる語句の組み合わせを、
   選択肢から選びなさい。
      
    -----------------------------------------------
     仮説的構成概念は、(1)を検討する必要があるが、
     (2)と同じように用いられる。
-----------------------------------------------   

      A 仲介変数 B 妥当性 C 剰余意味
   
   
       =========選択肢========
   
         (1) (2) 

        a. C    B

        b. B    A

        c. A    C

       =======================
   
   以上です。
   解説は、次号解説号でお伝えします。
   
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   【次回配信】
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      次回 【解説号】… 7月5日(火)にお送りする予定です。
   
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   【参考文献】
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 仮説的構成概念等基礎知識
   
     ● 心理学論の誕生「心理学」のフィールドワーク 2000 サトウタツヤ
   
       渡邊芳之 尾見康博 北大路書房
   
   
    現象学・構造主義
   
     ● わかりたいあなたのための現代思想・入門 1990 小坂修平・
       竹田青嗣・志賀隆生 他 JICC
   
     ● はじめての構造主義 1988 橋爪大三郎 講談社現代新書
   
   
    脳科学・認知科学
   
● 心理用語の基礎知識 東洋・大山正・詫摩武俊 他 1973 有斐閣        
   
     ● 脳内現象〈私〉はいかに創られるか 2004 茂木健一郎 
       日本放送出版協会
   
   
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   【編集後記】
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   問題号は一応、形式は安定してきましたね。
   
   解説号の分量が長くなるので、
   一時は問題数を減らすことも考える、
   というのは、前々回の編集後記でも触れました。
   
   その結果、問題数、分量ともに今のままでよいのではないか、
   等のご意見もいただいたので、
   問題等、しばらく現在の形式で続けたいと思います。
   
   ご意見等を寄せてくださった皆さん、ありがとうございました!
   
   後は内容の充実ということで。
   
   それにくらべて、エッセイ号には毎度苦しめられますが、
   これからも、実験をしながら、
   よりよいモノを目指していきたいと思います。
   
   (当面は、エッセイ号では
   図式の提示→議論→図式の提示
   の形式でいきたいと考えています。)
   
   これからもよろしくお願いいたします。
   
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送信者:臨床心理士指定大学院受験講座 
 http://www.clinicalpsychology.jp/  
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